不動産の売買取引には多くの経費がかかることがあります。
それは宅建業者や司法書士、土地家屋調査士など、国家資格を持った専門家の力を借りる必要があるからです。
不動産の取引にはどんな経費が必要になりますか？
取引業務にあたる宅建業者には仲介手数料、
所有権移転登記には司法書士の費用等が必要になります。
土地の測量等が必要な場合は、土地家屋調査士の費用も必要になりますよ。
売る立場になってもそれは必要ですか。
契約の内容によっても変わってきますが、不動産業者と司法書士には必要です。
売主にはどんな経費がかかる可能性がありますか。
不動産業者の仲介手数料や司法書士の売渡書類の作成費用の他に
場合によっては土地家屋調査士の費用や建物の解体費用などがかかります。
税金などはどうですか。
売主側にとって税金の面で大切なことは、まず買ったときの売買契約書があるかどうかです。
税金の控除などには必要な要件はありますが、まず買ったときと売ったときの売買契約書の有無は重要です。
登記識別情報（権利書）ではだめですか。
それも必要ですが、税金については売買契約書や領収書が必要になります。
不動産を買われたときはその売買契約書と先に述べた専門家の領収書を必ず保管しておくことです。
